白川村にはどんな仕事や働き方があるんだろう?「白川村求人図鑑」では村内のさまざまな企業や仕事を紹介します!
今回お話を聞いたのは、「丸正建設株式会社」(以下、「丸正建設」)。昭和25年に創業以来、地域の建設業のパイオニアとして活躍しています。
現在、代表を務めるのは3代目の札脇正直(ふだわきまさなお)社長です。
「元々は、家業を継ぐつもりはなかったんです」と正直社長。学校卒業後、東京の大手総合建設会社に務めていました。
ところが20代後半のある時、創業者である祖父から懇願され、白川村にUターン。丸正建設の後継ぎとなりました。
それから約30年。
丸正建設株式会社では、道路整備や治山工事、ダムの建設から冬の除雪作業まで土木・建築工事を中心に幅広い事業を手掛けています。
高速道路のメンテナンスは、正直社長の代から始まった事業。社長自ら何度も営業をかけ受注に至りました。
「点検や修繕はもちろん、草刈りやトイレ掃除まで行い、今では“困った時の丸正建設”として頼りにされています」。
請け負う仕事はどれも村の基盤を担うものばかり。
「関わったものが半永久的に残って、家族に“これはお父さんが作ったものだよ”と言えることがこの仕事のいいところですね」。
「力仕事できつい」というイメージが強い土木・建設業ですが、丸正建設では最新の機械や工具を導入し、働き方の改善にも積極的です。
例えば「ラジコン草刈機」を導入したことにより、炎天下での草刈りでも、機械の操作は涼しい日陰でできて、作業時間も大幅に短縮。
機械を扱うための資格取得も奨励し、未経験者でも、女性でも働ける環境を整えています。
現在はこうした「働き方改革」を通じて、若い人材を確保することが会社としての喫緊の課題です。
「働く環境は整えていくから、社員には村ならではの自然やアクティビティを満喫してほしいですね」。
正直社長のそんな思いや姿勢は、社員にも伝わっています。
「自分で判断してもらっていいようなささいなことでも、私に直接相談が来るんですよ」。
社長にも気軽に相談ができる、フラットな職場関係であることが伝わってきました。
“地域あっての仕事だから”と、地域貢献への思いも強く持っています。正直社長自身も含め、社員は行事のボランティアや、スキー講師としても活躍。先日、村内で火災が発生した際も、NPO団体と協力し復旧作業にあたりました。
「不便なことも多い白川村だけど、ほどよく便利で楽しい村であってほしい」と語る正直社長。本業はもちろん、さまざまな形で、今後も白川村のまちづくりに貢献していくことでしょう。
社員さんに聞きました!
【話を聞いた人】札脇正基(まさき)さん。2017年入社。現在は現場監督を務める。
ーどんなお仕事をされていますか?
白川村出身で5年前にUターンし、丸正建設に入社しました。最初は作業員を経験し、現在は現場監督を務めています。お客様は公的な機関が多いですね。相談しながら手順書を作り、作業に落とし込みます。現場では丸正建設だけでなく、協力業者と一緒に仕事を進めることも多いので、さまざまな人とコミュニケーションを取りながら業務を進めていきます。
ー1日のスケジュールは?
8時前に出社して現場の準備を整え、8時には作業員と打ち合わせをして入場します。日中は現場監督として統括を務めていますが、人手が足りない時は自ら手足を動かすことも多いです。17時ごろには現場作業は終わり。最後に日報を記入し、翌日の準備を終えたら1日の業務が終了です。
ー仕事の難しさや、面白さは?
建設業は経験がものをいう仕事だと思います。どうやってモノを作り上げていくかを考えることが、難しくも面白いですね。
ーUターンをして良かったことは?
昔からの知り合いが多いので、仕事がしやすいなと感じます。あとは、趣味の音楽を周りを気にせずできるところですね!都会に住んでいた時はなかなか自由に楽器の練習ができなかったので。
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現在、丸正建設では新たな仲間を募集中!興味のある方はぜひご応募してみてくださいね。
【募集職種・人数】土木・建築施工管理技士2名、建築土木作業員2名、測量PCオペレーター1名
【仕事内容】土木・建築施工管理、土木作業、高速道路維持作業、測量〜3D業務
【雇用形態】正社員
【給与】23万円〜45万円(賞与年2回)
【勤務地】飛騨地域・富山県・石川県
【勤務時間】8:00〜17:00
【応募・問合わせ】履歴書と職務経歴書を郵送でお送りください。
〒501-5629 岐阜県大野郡白川村鳩谷522
TEL:05769-6-1018
FAX:05769-6-1306
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丸正建設株式会社
住所/岐阜県大野郡白川村鳩谷522
TEL/05769-6-1018
WEB/http://www.marusho-cons.co.jp/marusho/
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