白川村では9月初旬から10月にかけてイチジクが最盛期を迎えました。村で栽培されているのは小ぶりながらも濃厚で甘く、皮ごと食べられるのが特徴のコナドリアという品種。日本では非常に生産量が少なく珍しいイチジクです。
村でのイチジク栽培は、5、6月の稲の苗の栽培のために使われるビニールハウスを夏場も活用しようと、5年前にスタート。現在、ハウスの利活用を担当するのは、1年半前より地域おこし協力隊として白川村役場から有限会社サンフラワーに出向している旭幸奈さん。高校時代から農業を学び、果樹栽培を専門とする旭さんは専門知識を活かし、今後はブドウの栽培にもチャレンジする予定です。
その他にも7、8月には「しらかわむら日曜朝市」を企画し村内で採れた野菜を集め、道の駅白川郷で適正価格で販売。任期は折り返し地点を迎え、農産物の村内流通にも取り組んでいきたいと意気込んでいます!