仕事 – 飛騨日日新聞 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi 飛騨日日新聞は白川村での暮らしや文化、 そこに生きる村民のストーリーを届けるメディアです。 Mon, 10 Apr 2023 11:44:47 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.4 【白川村求人図鑑】道の駅 飛騨白川/大白川温泉 しらみずの湯 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/michinoeki_onsen/ Mon, 10 Apr 2023 01:27:00 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=3216 白川村にはどんな仕事や働き方があるんだろう?「白川村求人図鑑」では村内のさまざまな企業や仕事を紹介します!

白川村南部の平瀬には、村民や観光客が立ち寄る憩いの施設があります。

その一つが「道の駅 飛騨白川」。コンパクトな施設では、白川村の郷土料理である「すったて汁」をはじめ、五平餅やおそばといった軽食をいただくことができます。

また、お土産が購入できる売店や、ちょっと一休みするのにぴったりな足湯も。

そして、もう一つは、源泉掛け流し温泉が自慢の「大白川温泉 しらみずの湯」。

14キロ離れた大白川が源泉の天然温泉で、昔から「子宝の湯」として親しまれてきました。檜風呂や泡風呂、寝湯を楽しむことができ、湯量が豊富な時は露天風呂に入ることもできます。

第3セクターとして運営されているこちらの2つの施設では、現在いっしょに働けるスタッフを募集中です!

どんなお仕事をするのか、4年間働いている木下(きした)加那子さんにお話を伺いました。

「やることとしては、調理や清掃、お土産などの販売、そして接客になります」。

「この人はこの仕事」とかっちり限定されているわけではなく、適性や忙しさ、シフトの状況など、日によって任される仕事は変わるのだそう。また、状況によっては2つの施設を行き来することもあります。

「調理は、道の駅と温泉の食堂で担当していただきます。しっかりと手順を教えるので、調理の仕事の経験がない方でも大丈夫です」。

1日のタイムスケジュールについても教えていただきました。

「道の駅の勤務の場合、朝9時ごろ出社して、店を開け、道の駅に置いている観光冊子を整えたり、掃除をして準備します。清掃が終わったら蕎麦の湯を沸かしたり、調理の下ごしらえをしてオープンに備えます。10時にお店が開いたら、お客様に応じて販売や調理をして、17時には営業終了です」。

温泉の場合は、朝は浴槽や脱衣場の掃除から始まります。広さもあるので、根気よくやることが大切だそう。

仕事のやりがいについても聞いてみました。

「この施設は、白水湖や白水の滝、ひらせ温泉キャンプサイトから近くて、村民はもちろんですが観光客もたくさんいらっしゃいます。日本だけでなく、海外から訪れる方も多いので、そういった方とコミュニケーションを取るのが好きな方にとっては、楽しいんじゃないでしょうか」。

最近は、以前と比べてコロナの状況がかなり落ち着き、白川村には多くの観光客が戻ってきています。

観光のメインスポットは世界遺産がある荻町の合掌造り集落の周辺ですが、合掌造り集落から車で20分ほどあるこちらの施設でも、徐々に訪れる人が増えているそう。

「特に外国からのお客様は今後どんどん増加してくると思うので、できるだけ毎日働ける方に来ていただけるとありがたいですね」と木下さん。

世界中から訪れる方をおもてなししながら、村民とも日々交流できる「道の駅 飛騨白川」と「大白川温泉 しらみずの湯」のお仕事。白川村らしい仕事をしながら暮らしたい方にも、魅力的な仕事ではないでしょうか。

***

現在、「道の駅 飛騨白川/大白川温泉 しらみずの湯」では新たな仲間を募集中!興味のある方はぜひご応募してみてくださいね。


【仕事内容】清掃・接客・販売・調理補助

【雇用形態】アルバイト、正社員(3カ月の試用期間)

【給与】正社員:155,000円〜/アルバイト:時給910円〜(試用期間あり)

【勤務地】しらみずの湯・道の駅 飛騨白山

【勤務時間】正社員:8:00~17:00(8:00~21:00のシフト制)

【雇用期間】1年更新

【備考】各種保険・手当有、食事補助有、温泉無料

【応募・問合わせ】興味のある方は下記までお問い合わせください。
大白川温泉観光株式会社
〒501-5507 岐阜県大野郡白川村平瀬247-7
TEL:05769-5-4126(担当:古屋)
MAIL:shiramizu@miracle.ocn.ne.jp

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道の駅 飛騨白川

住所/岐阜県大野郡白川村平瀬516-62

TEL/05769-5-2230

WEB/https://www.hidahakusan.jp/hidahakusan/

大白川温泉 しらみずの湯

住所/岐阜県大野郡白川村平瀬247-7

TEL/05769-5-4126

WEB/https://www.hidahakusan.jp/hidahakusan/

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【白川村求人図鑑】民宿 古志山(住居付き飲食店、宿泊業の運営) https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/koshiyama/ Tue, 25 Oct 2022 12:49:01 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=2316 白川村にはどんな仕事や働き方があるんだろう?「白川村求人図鑑」では村内のさまざまな企業や仕事を紹介します!

白川村鳩谷(はとがや)地区、村唯一のコンビニの向かいにある民宿&レストラン「民宿 古志山」(こしやま)さん。

開放感のある高い天井に、梁や柱の木材の色が映えるモダンで温かみのある雰囲気のある店内です。現在はランチをいただけるレストランを中心に、ゲストハウスの営業もされています。

店を切り盛りされているのは三輪了(さとる)さんご一家。今回の求人では、三輪さんたちからこのお店を引き継ぎ、店舗や宿泊施設を運営する方を募集しています。

古志山の始まりは、家主である腰山(こしやま)恵一さんのお母様が昭和32年に始めた民宿。その後、ご家族や親戚によって民宿の他に食堂やゲストハウスなども営まれていましたが、数年前に貸切観光バス業や宿泊業を行う「平成エンタープライズ」さんに運営を譲渡。現在、三輪さんご一家は平成エンタープライズに雇用される形で、お店を切り盛りされています。

実は、三輪さんの妻・優紀(ゆき)さんのご実家、松古(まつふる)家は村内の旅館「城山館」を代々経営してきた家系なのですが、現在は改装中。そんな折、古志山の求人を見つけ、店を任されることとなったのですが、2023年のはじめに城山館はリニューアルオープン予定。三輪さんご一家は、古志山の運営から離れ、城山館を切り盛りしていくことが決まっています。そこで、三輪さんご一家に代わり、この古志山さんを運営する方を募集することとなったのです。

「現在は観光客や地元の方向けのランチ営業を中心としていますが、この場所を使っていただければ飲食以外のことへの活用も可能です」と三輪さん。

平成エンタープライズが企画するツアーのお客様への昼食の提供や、ゲストハウスの予約管理・清掃といった必須の仕事はありますが、それ以外の業務については、これから運営する方に任せられます。

必ず提供する昼食についても、複雑な調理ではないため、飲食業やキッチンの経験がない方でも学んでいけば問題はないそう。

「雇用主である平成エンタープライズとの相談にはなりますが、飲食店をやりたい方は自分が得意な料理を提供するお店を提案したり、ものづくりがやりたい方は、ハンドメイド商品の販売などもできるかもしれません」。

三輪さんたちも、古志山の店を任された当初はランチのみの営業でしたが、最近、白川村内では珍しい夜に楽しめる「古志山バル」を週末にオープン。早くも村民から評判となっています。

また、現在はコロナ禍で少ないものの、白川郷は海外のお客様からも人気の観光地。語学が得意な方や、インバウンドの取組みに興味がある方、外国の方に白川村の良さを伝えたい人にも、魅力的な仕事です。

そして、なんといっても今回の求人のポイントは、住み込みが可能なこと!

住居となるのは、元々民宿として使われていた建物ですが、現在は三輪さんご一家が住んでいて、4人家族でも十分な広さです。

※希望者に対して平成エンタープライズと相談しながら、住み込みの有無を決定します。

白川村内ではすぐに入居可能な物件は珍しいのですが、さらにコンビニや役場、郵便局、ガソリンスタンドなどが近くにある、村内でも好立地な場所で暮らすことができます。もちろん、住居として利用しない場合は、民宿として活用することも可能です。

「特におすすめしたいのは、家族でお店づくりをやってみたい方ですね。私も子どもがいて、レストランで過ごすこともあるんですが、お客様に可愛がってもらっています。移住された方も家族ぐるみで村内外の方と関わることができるのではないでしょうか」。

採用が決まった方は、はじめのうちは三輪さんたちのサポートを受けながら飲食店やゲストハウスの運営を行い、平成エンタープライズや三輪さんたちと相談しながら自分が思い描く店舗を作りあげていくことができます。

村外の方が新たに商売を始めることは少しハードルが高い白川村で、雇用されながらも自分らしいお店作りができる今回の求人。

さらに住まいも提供されるため、白川村への移住を考えながら、「白川村らしい料理を提供する飲食店を開きたい」「ハンドメイドの物やこだわりのアイテムを扱うショップをやってみたい」という方には、とってもおすすめですよ!

***

「民宿 古志山」の仕事に興味のある方は、ぜひご応募してみてくださいね。


【仕事内容】接客・清掃・調理・事務等、民宿運営全般

【雇用形態】正社員・アルバイト

【給与】正社員:月給220,000円~、通勤交通費(規定により支給)、アルバイト:時給1,000円~1,100円(試用期間あり)

【勤務地】民宿 古志山(岐阜県大野郡白川村鳩谷49-1)

【勤務時間】6:00~22:00のうち、実働8時間(シフト制)(勤務例:6:00~15:00、10:00~19:00、13:00~22:00)

【待遇】社会保険、交通費支給、昇給・賞与、資格手当、夜勤手当て、寒冷地手当など

【雇用期間】64歳くらいまで(定年65歳)※定年後も契約社員としてご活躍頂けます。

【資格】普通自動車運転免許

【休日】年間休日110日(月9日のシフト制、1月・8月は10日休み)、有給休暇(入社半年後)、慶弔休暇(規程あり)

【備考】住み込み可(夫婦、家族も可)、社会保険完備 賞与あり(年2回・実績・規定による)昇給あり(入社1年経過後)

【応募・問合わせ】興味のある方は下記までお問い合わせください。
〒501-5629
岐阜県大野郡白川村鳩谷49-1
TEL:05769-6-1051(担当:三輪)

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民宿 古志山

住所/岐阜県大野郡白川村鳩谷49-1

TEL/05769-6-1051

WEB/https://guesthousejp.com/shirakawa-go/

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【白川村求人図鑑】瀬音さくら山荘・しゃくなげ荘 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/sakurasansou-2/ Tue, 30 Aug 2022 08:11:17 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=2119 白川村にはどんな仕事や働き方があるんだろう?「白川村求人図鑑」では村内のさまざまな企業や仕事を紹介します!

今回お話を聞いたのは、白川村南部の平瀬地区にある高齢者福祉施設「瀬音さくら山荘」(以下、「さくら山荘」)とデイサービスセンター「しゃくなげ荘」(以下、「しゃくなげ荘」)。

施設の目の前には悠々と流れる庄川、後ろには旺盛な緑の山々を背負った、白川村らしい自然に囲まれた場所にあります。

2つの施設を運営する社会福祉法人愛知慈恵会は、2008年から10年以上、福祉を通して村の高齢者やそのご家族を支えてきました。

高齢者福祉施設「さくら山荘」は、“日本一小さな特別養護老人ホーム”。

介護が常に必要な方が入居し、介護サービスを受けながら終の住処として暮らすことができます。そのほか、短期間施設に入所し介護や支援を行う「ショートステイサービス」や配食サービスも行っています。

デイサービスセンター「しゃくなげ荘」は、白川村から管理運営を受託している施設。

日常生活で少し支援を必要とする方が施設に通い、食事や入浴の支援を受けたり、体操やレクリエーションを行う「デイサービス」を行っています。また、自宅で暮らす人へのホームヘルプサービスや、介護サービス利用のために必要なケアプラン作りなどを行う「居宅介護支援事業所」の機能も持ち合わせています。

「さくら山荘」と「しゃくなげ荘」は、元々は別の場所にありましたが、2019年に「しゃくなげ荘」が現在の場所に移築。2つの施設は内部がつながった連続した建物になりました。

それでは早速、施設の中を覗かせていただきます!

玄関からあがると目の前には、囲炉裏と薪ストーブがお出迎え!寒さの厳しい白川村ならではの設備です。

取材させていただいた日は、季節柄、ご利用者が作った七夕飾りで彩られていました。

建物全体は木材がぜいたくに使われていて、ぬくもりのある空間となっています。

施設内には居室のほかに、談話ルームや、リハビリコーナー、静養室があります。全室個室で法律の規定よりもゆとりのある広さとなっているので、ご利用者もゆったりと過ごすことができます。

こちらの和室は、ご利用者からの「慣れている和室で過ごしたい」という要望により作られたもの。

お風呂はなんと、大白川温泉に入ることもできます!

談話ルームではご利用者と職員さんがにぎやかに過ごされていました。職員さん同士の仲もよく、アットホームな雰囲気です。

「ここの特徴は、村内のいろいろな関係機関と密接に連携して、ご利用者やご家族の方の状況にあわせて柔軟に対応できることです。白川村の規模と、村の人の繋がりがあるからできることですね。」と荘長の清水静夫さん。

介護の現場では、多職種が連携してチームでご利用者のケアをすることが大切ですが、それぞれの専門分野の違いや、役割分担のしづらさにより、なかなかうまく連携できていない状況も見受けられます。

けれども「さくら山荘」や「しゃくなげ荘」では、白川村役場、社会福祉協議会、診療所といった高齢者と関わる組織と定期的な情報共有や話し合いを行うことで、連携が実現しています。

これによって、例えば、診療所に通う方を介護サービスの利用に繋げたり、介護が必要となる前からご本人やご家族に働きかけたりと、多方面からアプローチができるのです。

また、ご利用者に最期まで関わることができることも、ここでの仕事のやりがいの一つ。ご本人やご家族の想いに寄り添い、例えば「最期はすみ慣れた住まいで暮らしたい、看取りたい」といった要望にも応えることができます。

「現在スタッフは40人ほどで、ほとんどが白川村で暮らしている人です。元々介護関係の仕事をされていた方もいますが、経験がない方も活躍されていますよ」。

経験のない方は、まずはオリエンテーションとして数日間介護の仕事を体験してから入社となります。実際に介護の現場を見て体験ができるので、知識がない方でも安心です。また、介護資格の取得も支援。やる気に応じてスキルアップしていけます。

ご利用者が育てる朝顔

白川村では民宿や飲食店を家業としている人も多いため、仕事を掛け持ちしている方や、お子さんがいる方は子どもの成長に合わせて働き方を変えている方もいるそう。ライフステージや家庭環境に応じて働き方を変えられるので、長く働き続けられそうですね。

***

白川村ならではの温かな環境で、ご利用者やご家族の意向を大切にしながら、人生の先輩たちの暮らしをサポートする「さくら山荘」と「しゃくなげ荘」。今後ますます高齢化が進む白川村で、その役割はより重要なものになっていきそうです。

社員さんに聞きました!

【話を聞いた人】(左から)

伊藤美紀さん/平賀茜さん/渡辺友理(ゆり)さん/小倉未来(みく)さん/成畑咲良(さくら)さん

ー入社したきっかけは?

・元々介護の仕事に興味があって、大学で福祉の勉強をしていました。卒業後、Uターンして入社しました。
・結婚を機に移住してきたのですが、地域の集まりでたまたまここの社員さんと知り合い、元々介護の仕事をしていたので入社することにしました。

ー1日のスケジュールは?

日によって役割が変わるので、毎日スケジュールボードを確認してから仕事をスタートします。例えば、日勤の場合は朝食の準備や片付けから始まり、食後は口腔ケアを行ってから排泄の介助をして、その後はご利用者と一緒におしゃべりやレクリエーションをして…ということを時間ごとに決めて行っています。

ー職場の良いところはなんでしょう?

・ご利用者は地域で元々知り合いであることも多いので、施設まで一緒に行くこともあったり…みんなが親戚みたいですね。
・移住して知り合いが少なかったですが、職場のみなさんが迎え入れてくれたことが嬉しかったです。経験のない方でも丁寧に教えてくれますね。

ーこの仕事のやりがいを教えてください!

・ご利用者からの何気ない瞬間の「ありがとう」の言葉が、うれしいですね。
・ご利用者を見ていて、昨日はできなかったことが、今日はできるようになっていると喜びを感じます。

***

現在、「さくら山荘」「しゃくなげ荘」では新たな仲間を募集中!興味のある方はぜひご応募してみてくださいね。

①介護職(正社員・パート)
【仕事内容】利用者の生活のサポート
【雇用形態】正社員・パート
【給与】正社員:月給203,100〜270,000円、パート:時給1,015円〜応相談(経験者優遇)
【勤務時間】シフト制(夜勤あり、パート応相談)
【待遇】社会保険、交通費支給、昇給・賞与、資格手当、夜勤手当て、寒冷地手当など

②介護職(夜勤パート)
【仕事内容】利用者の生活のサポート
【雇用形態】夜勤パート
【給与】時給1,475〜1,515円
【勤務時間】21:00〜翌8:00(休憩3時間)
【待遇】交通費支給、有給有りなど

③栄養士(正社員・パート)
【仕事内容】配食サービスの献立作成
【雇用形態】正社員・パート
【給与】正社員:月給183,000〜234,000円、パート:時給 応相談
【勤務時間】8:00〜16:50(パートは応相談)
【待遇】交通費支給、有給有りなど

④調理スタッフ(パート)
【仕事内容】配食弁当の調理
【雇用形態】パート
【給与】時給:910〜980円
【勤務時間】応相談
【待遇】交通費支給、有給有りなど

*正社員希望の方も、初めはパート採用となります。経験を積み慣れてから、希望により正社員登用となります。

【応募・問合わせ】興味のある方はご相談ください。見学・体験も受付中です。
〒501-5503 岐阜県大野郡白川村大字長瀬755-1
TEL:05769-5-2141
(担当:清水荘長、水木)

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高齢者福祉施設「瀬音さくら山荘」

住所/岐阜県大野郡白川村大字長瀬755-1

TEL/05769-5-2141

WEB/https://iful-jikeikai.com/?page_id=18

デイサービスセンター「しゃくなげ荘」

住所/岐阜県大野郡白川村大字長瀬字小保木755-14

TEL/05769-5-2217

WEB/https://iful-jikeikai.com/?page_id=21

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【座談会】移住した新入職員にインタビュー! https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/newstaff_interview/ Wed, 08 Jun 2022 01:00:00 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=1630
まだまだ村内のあちらこちらに雪が残る白川村の4月。役場では6人の新規採用職員を迎えました!今回はその中から、この春に白川村に移住した2人の女性職員にインタビュー。初めての社会人生活と、新たな土地での暮らし。2人がどんな思いで移住し、仕事や暮らしに向き合っているのか、ざっくばらんに語っていただきました!
[プロフィール](写真左から)
熊谷八重(くまがい・やえ)/ 会計室
奥野麻夕(おくの・まゆ)/ 村民課(管理栄養士)

新たに始まった、白川村での仕事と暮らし。

ー初めに、自己紹介をお願いします!

熊谷 会計室の熊谷八重です。出身は仙台市で、大学は茨城県に通っていました。

奥野 奥野麻夕です。飛騨市神岡町出身で、大学時代は新潟県で過ごしました。現在は、村民課で管理栄養士として働いています。

ーお二人とも就職を機に白川村に移住して来たんですよね。白川村を選んだ理由やきっかけはあったんですか?

奥野 私は管理栄養士として働けるところを実家の近くで探していて、白川村の募集があったので応募しました。また大学時代に参加した実習で、小さな規模の自治体は住民の皆さんと近い距離で栄養指導ができると知って、私もそういう環境で働きたいなと思っていたのも白川村を選んだ理由ですね。

熊谷 2021年夏に3週間、大学院での研究を兼ねて、民家園でインターンをしたことがきっかけです。受付や職員の皆さんの手伝い、ガイドのコンテンツ作成など一通りのことをやらせてもらいました。インターンが終わって、民家園の財団の理事長も務めている副村長と面談させてもらったところ、「役場で働きながら村のことを勉強する道もあるよ」と役場への就職を紹介していただき、受験することにしました。

仕事や休日の過ごし方は?

ーお二人は現在、どんなお仕事をされていますか?

熊谷 会計室で、役場のお金の収納や交付金の申請業務を中心に行っています。窓口で村民や事業所との対応をすることもありますね。

奥野 私は管理栄養士として、健康づくりや食育全般に関わる業務をしています。女性検診や毎月の乳幼児健診で指導を行う中で、村民と関わることも多いですね。管理栄養士は私だけで前任者もいないので、保健師さんとペアで仕事をしています。

ー休日はどんなことをされていますか?

熊谷 まだ車を持っていないので、先輩に買い物に連れていってもらったり、民家園に顔を出したりしています。あとはこの間山菜採りに行って、ワラビを採りました!

奥野 私は高山市や富山県の砺波(となみ)市まで買い物に行ったり、地元にいる友人に会ったりしています。実家も1時間半くらいなので帰ることもあります。今は村に知り合いも少ないですが、今後は村での楽しみ方も少しずつ見つけていきたいです!

熊谷 村の飲食店もまだ全然開拓できていないよね。私が行ったのは寮と同じ建物の「野乃」と「いろり」くらいです。

奥野 私もあまり行けてないですが、この間お昼休憩に「ずんどう」に連れて行ってもらって、ラーメンを食べました!

移住前の情報収集と、日々の困りごと

奥野 実は、就職を考える前には白川村に来たことがなかったんですけど、移住への抵抗はあまりありませんでした。移住前は、役場のHPやインスタで村のことを少し調べたんですが、あまり暮らしの情報が出てこなくて…特に住む場所の情報が得られずに苦労しました。それで結局、面接の最後に思い切って聞いたんです!そうしたら面接の後に直接案内していただきました。

熊谷 私もです!インターン中シェアハウスに住んでいて、村の暮らしについて色々教えてもらえたんですけど、住めるところがあまりないと聞いて困っていました…!

ー2人とも住む場所には不安があったんですね。確かに白川村には不動産屋がないので、住居を探すのがちょっと大変。今後移住者の住まいを整えていくことや、住宅情報をわかりやすく発信していくことは課題にもなっています。

白川村の住まいの探し方は、「白川村空き家バンク」「村営住宅」また、白川村での暮らしを試してみたい方の向けの「暮らし体験住宅」があります。(「飛騨日日新聞」vol.6でご紹介しています)

ー移住してまだ2ヶ月弱ですが、暮らしてみて、移住者にこんな支援があったらいいな、と思うものはありますか?

奥野 正直、村に引っ越してくる前にどうやった生活するか、そこまで想像していませんでした…。買い物ができる農協や移動販売車(駿河屋スーパーカー)があることも移住してから知りました。

移動販売者(駿河屋スーパーカー) 白川村全域を週3回巡回している。食料品から日用品まで揃う

熊谷 私はインターンをしていた時、バスの使い方がもう少し分かりやすくなっているといいなと思いました。あとはゴミ出しの仕組みが難しくてよく分かっていないです…。

奥野 私もです!分別やゴミを出す曜日は冊子やカレンダーに書いてあるんですけど、どこに出せばいいのか分かりにくくて。買い物とかゴミ出しのことが分かるものがあるといいよね。

やっぱり自然に囲まれた環境が魅力!

ーまだまだ移住したばかりで分からないこと、行ったことがないところも多いかと思いますが、そんな中でも白川村に魅力を感じるのは、どういったところでしょうか?

熊谷 白川村のいいところは、やっぱり自然が豊かなところでしょうか。

奥野 星がすごく綺麗に見えるよね。私も自然が好きなのと、あとは住んでいる環境の周りが静かで、落ち着いているのもいいなと思います。

ー最後に今後の意気込みを教えてください!

熊谷 初めは民家園で働きたいと思っていましたが、今はまず、会計の仕事を通じて村のこと、村民のことを広く、深く、知っていきたいです!

奥野 まだまだ村民と関わることが少ないので、仕事でも、プライベートを通じても関わりを持っていきたいなと思います!

ー座談会後はあまり飲食店を開拓できていないというお二人といっしょに役場近くの「てんから」へ。

飛騨牛ひつまぶし和膳(¥1,500)

人気の「飛騨牛ひつまぶし和膳」を2人ともとってもおいしそうに頬張っていました。

白川村での仕事も、暮らしも、始まったばかりの2人。今後の活躍にどうぞご期待くださいね!

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【白川村求人図鑑】丸正建設株式会社 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/marusho/ Fri, 03 Jun 2022 04:40:58 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=1609

白川村にはどんな仕事や働き方があるんだろう?「白川村求人図鑑」では村内のさまざまな企業や仕事を紹介します!

今回お話を聞いたのは、「丸正建設株式会社」(以下、「丸正建設」)。昭和25年に創業以来、地域の建設業のパイオニアとして活躍しています。

現在、代表を務めるのは3代目の札脇正直(ふだわきまさなお)社長です。

「元々は、家業を継ぐつもりはなかったんです」と正直社長。学校卒業後、東京の大手総合建設会社に務めていました。

ところが20代後半のある時、創業者である祖父から懇願され、白川村にUターン。丸正建設の後継ぎとなりました。

それから約30年。

丸正建設株式会社では、道路整備や治山工事、ダムの建設から冬の除雪作業まで土木・建築工事を中心に幅広い事業を手掛けています。

高速道路のメンテナンスは、正直社長の代から始まった事業。社長自ら何度も営業をかけ受注に至りました。

「点検や修繕はもちろん、草刈りやトイレ掃除まで行い、今では“困った時の丸正建設”として頼りにされています」。

請け負う仕事はどれも村の基盤を担うものばかり。

「関わったものが半永久的に残って、家族に“これはお父さんが作ったものだよ”と言えることがこの仕事のいいところですね」。

「力仕事できつい」というイメージが強い土木・建設業ですが、丸正建設では最新の機械や工具を導入し、働き方の改善にも積極的です。

例えば「ラジコン草刈機」を導入したことにより、炎天下での草刈りでも、機械の操作は涼しい日陰でできて、作業時間も大幅に短縮。

機械を扱うための資格取得も奨励し、未経験者でも、女性でも働ける環境を整えています。

現在はこうした「働き方改革」を通じて、若い人材を確保することが会社としての喫緊の課題です。

「働く環境は整えていくから、社員には村ならではの自然やアクティビティを満喫してほしいですね」。

正直社長のそんな思いや姿勢は、社員にも伝わっています。

「自分で判断してもらっていいようなささいなことでも、私に直接相談が来るんですよ」。

社長にも気軽に相談ができる、フラットな職場関係であることが伝わってきました。

“地域あっての仕事だから”と、地域貢献への思いも強く持っています。正直社長自身も含め、社員は行事のボランティアや、スキー講師としても活躍。先日、村内で火災が発生した際も、NPO団体と協力し復旧作業にあたりました。

「不便なことも多い白川村だけど、ほどよく便利で楽しい村であってほしい」と語る正直社長。本業はもちろん、さまざまな形で、今後も白川村のまちづくりに貢献していくことでしょう。

社員さんに聞きました!

【話を聞いた人】札脇正基(まさき)さん。2017年入社。現在は現場監督を務める。

ーどんなお仕事をされていますか?

白川村出身で5年前にUターンし、丸正建設に入社しました。最初は作業員を経験し、現在は現場監督を務めています。お客様は公的な機関が多いですね。相談しながら手順書を作り、作業に落とし込みます。現場では丸正建設だけでなく、協力業者と一緒に仕事を進めることも多いので、さまざまな人とコミュニケーションを取りながら業務を進めていきます。

ー1日のスケジュールは?

8時前に出社して現場の準備を整え、8時には作業員と打ち合わせをして入場します。日中は現場監督として統括を務めていますが、人手が足りない時は自ら手足を動かすことも多いです。17時ごろには現場作業は終わり。最後に日報を記入し、翌日の準備を終えたら1日の業務が終了です。

ー仕事の難しさや、面白さは?

建設業は経験がものをいう仕事だと思います。どうやってモノを作り上げていくかを考えることが、難しくも面白いですね。

ーUターンをして良かったことは?

昔からの知り合いが多いので、仕事がしやすいなと感じます。あとは、趣味の音楽を周りを気にせずできるところですね!都会に住んでいた時はなかなか自由に楽器の練習ができなかったので。

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現在、丸正建設では新たな仲間を募集中!興味のある方はぜひご応募してみてくださいね。

【募集職種・人数】土木・建築施工管理技士2名、建築土木作業員2名、測量PCオペレーター1名

【仕事内容】土木・建築施工管理、土木作業、高速道路維持作業、測量〜3D業務

【雇用形態】正社員

【給与】23万円〜45万円(賞与年2回)

【勤務地】飛騨地域・富山県・石川県

【勤務時間】8:00〜17:00

【応募・問合わせ】履歴書と職務経歴書を郵送でお送りください。
  〒501-5629 岐阜県大野郡白川村鳩谷522
  TEL:05769-6-1018
  FAX:05769-6-1306

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丸正建設株式会社

住所/岐阜県大野郡白川村鳩谷522

TEL/05769-6-1018

WEB/http://www.marusho-cons.co.jp/marusho/

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地域のために、今できることを。/一般社団法人白川村ローカルアームズ 坂本磨紀さん https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/sakamotomaki/ Mon, 15 Nov 2021 01:58:01 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=1407 2021年4月、一時は存続が危ぶまれた「さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイト」が、春の訪れとともにリニューアルオープンを迎えました。キャンプサイトの引き継ぎに手を挙げたのは、一般社団法人ローカルアームズの坂本磨紀さん。家業の美容院を営む傍ら、未経験の分野に果敢にチャレンジし、村に新風を吹かせています。

名古屋での美容師時代を経て、地元にUターン。

「僕、10代の頃から美容師をやっていて、キャンプのことは素人なんです」。薪割り機の手入れをしながら、快活な笑顔で話す坂本磨紀さんはキャンプサイトからほど近い白川村平瀬地区の出身。

実家は「HAIR SALON SAKAMOTO」を営んでおり、4代目にあたります。美容師は身近な存在だったものの、中学生の頃は全く興味がなく、経営者になりたいという漠然とした思いから高山市の高校の商業科へ。「なぜ経営者になりたいのかは自分でもわかってなくて。結局、当時流行っていた美容師の道を選んだんですよね」。

名古屋の専門学校卒業後は、名古屋市内で美容師として働き始めます。美容師としての日々は充実しておりコンテストで入賞するほどの腕前に。しかし、坂本さんはあることに気がつきます。それは美容室には高齢のお客さんは足を運ばないということ。その時、HAIR SALON SAKAMOTOの常連の顔が頭をよぎり3年間にわたって、休日返上で通信制の専門学校に通い理容師の資格を取得しました。

その後も仕事に没頭しストイックな生活を送っていた坂本さんの身体は限界に。心臓の不調でそれまでのように仕事を続けることが難しくなります。同じ頃、父親が亡くなり、人生はいつ終わるかわからないことを身をもって感じた26歳の坂本さんが選んだのは地元に戻ることでした。

村の人の思いを継いで、地域のためになることを。

Uターンしてからは家業を継いでハサミを握り、地域の方と親交を深めるようになった坂本さん。「地域のため」を意識するようになったきっかけは、年配のお客さんが口を揃えて言う「地域のためになることをしてほしい」という思いでした。その思いを受け継ぎ、かたちにすることが何よりものモチベーションになっています。「明日どうなるか分からないから今日やる。ただただ、その積み重ねですよね」。

地域のために何ができるか。考えた末に会社設立を検討していた坂本さんのもとにキャンプサイトの運営を引き継ぐ話が舞い込んできます。平瀬地区では保育園の統合やスキー場の閉鎖が相次ぎ、地域の衰退に歯止めがかからない状況で、キャンプサイトも閉鎖の決断を迫られていました。

「最初は会社をつくって農業で雇用を生もうと思っていました。でも、まずは目の前にある課題を解決しようと手を挙げたんです」。一部では上手くいくわけがないという声も上がるなか、地域の人々の協力もあって、2020年12月「一般社団法人白川村ローカルアームズ」を設立、翌4月にキャンプサイトの再開に漕ぎ着けたのです。

子どもたちが帰れる村に。

坂本さんは村の少年野球チームの指導もしています。「子どもたちに将来帰って来いよと言っても、今の村には帰る場所(仕事)がないんですよね」。坂本さんが目指すのは子どもたちが帰れる村をつくること。そのために、まずはキャンプサイトを軌道に乗せて若い世代を雇うことが目標です。

「村の衰退は想像以上のスピードで進んでいて、残された時間は10年もありません。だから、本来は5年かかることを3年で、3年かかることを1年で成し遂げないといけない」。そう語る坂本さんは常に10年後の村の未来を見ています。挑戦はまだ始まったばかり。今、一番必要なのは思いを共に前進する仲間です。 “ローカルアームズ”の社名の通り、地域の色々な人の手を借りながら、“日々、今日できること”を地道にこつこつ積み重ねていきます。

さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイト

問い合わせ/090-1782-0455 平日9:00 – 17:00

住所/岐阜県大野郡白川村大字長瀬字あまちの上766-1

HP/https://hirase-camp.com/

Instagram/@hirase.camp.site

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