学生 – 飛騨日日新聞 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi 飛騨日日新聞は白川村での暮らしや文化、 そこに生きる村民のストーリーを届けるメディアです。 Fri, 30 Jun 2023 02:04:14 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.4 【あの子、今どうしてる?】No.3 大溝琴さん(愛知学院大学) https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/doushiteru-3/ Mon, 15 Mar 2021 09:13:23 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=1028 ヒダニチ編集部が白川村出身者の“今”を追う企画「あの子、今どうしてる?」。 村で生まれ育った子どもたちが、仕事や学業、スポーツなど、それぞれの道を歩む姿をお届けします。 第3回目は愛知学院大学2年生の大溝琴(おおみぞ こと)さんです。 大溝さんは大学に通いながら、白川村で新しい取り組みを始める準備をしています。
愛知学院大学名城公園キャンパス

大学ではどんなを勉強していますか?

現在、愛知学院大学商学部の2年生で、マーケティングや経済学などを学んでいます。将来、白川に帰ってきて、父の自営業を手伝いたいという思いがあって商学部を選びました。

名城公園キャンパスは新しくて大学生活を送るのにはとても良い環境です。でも、去年はコロナの影響でオンライン授業がほとんどで、キャンパスに通うのは週1回のゼミぐらいでした。来年度からは対面授業が再開するので楽しみです!

中学生の頃から、将来は白川村に帰ることを決めていたとお聞きしました。

そうなんです! 中学2年生の時の学校の地域公開日で「ウエディングデザイナーになって、白川に戻ってくる!」と宣言したのを覚えています。ウエディングデザイナーという夢は変わりましたが、白川に帰りたいという気持ちは今も変わっていません。

白川村のどんなところに愛着を感じますか?

高校で岐阜市、大学は名古屋と、村の外に出たからこそ気づけたことがたくさんあります。白川にいる時はそんなに感じていなかったのですが、一番の魅力は地域との距離が近いことですね。今はただただ純粋にここで暮らしたいなと思うんです。村を離れた頃はホームシックになって、毎日お父さんに電話をしていました(笑)。

白川村にはよく帰ってきていますか?

実家はお父さんとおばあちゃんが2人暮らしなんです。83歳のおばあちゃんが家事を一人でこなしているのがとても心配で。少しでも料理や掃除を手伝えたらと思って、白川にはよく帰ってきています。この1年は、大学がオンライン授業なのもあって、白川にいても授業が受けられるので、1週間くらい滞在することも多かったです。

村外の友達に白川村を案内するとしたらどこに連れていきたいですか?

去年、大学の友達が白川村に行きたいって言ってくれていたので、本当は冬のライトアップに連れてこようと思っていたんです。でも、コロナで中止になってしまって…。いつか、コロナが収まったら見せてあげたいですね。

これから挑戦したいことを教えてください!

大学3年生になったら起業をしたいと考えています。父が自営でお土産の卸売業をしていて、その手助けをしたいんです。父はまだガラケーを使っているくらい、SNSやパソコンが苦手なので、パソコン作業や情報発信の部分で自分が力になれることがあるかなと思って。仕事だけではなくて、生活の支えにもなれたら嬉しいです。

取材のこぼれ話

今回は大溝さんがキャンパス以上によく足を運んでいるという名城公園でお話を伺いました。1年生の頃にはランニングをしたり、友達とお花見をしたこともある馴染みの場所。大学の友達とは、公園からすぐの「金シャチ横丁」にランチを食べに行くことも。村や家族のことを気にかけながら、名古屋での大学生活も満喫している様子でした。

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【あの子、今どうしてる?】No.1 中森華音さん(金沢学院大学) https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/doushiteru-1/ Tue, 24 Nov 2020 14:13:25 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=504 ヒダニチ編集部が白川村出身者の“今”を追う企画「あの子、今どうしてる?」。 村で生まれ育った子どもたちが、仕事や学業、スポーツなど、それぞれの道を歩む姿をお届けします。 第1回目は金沢学院大学1年生の中森華音(なかもりかのん)さんです。 中森さんは小学校3年生で柔道を始めて以来、大学に進学した今もずっと柔道一筋の日々。 この日も、練習に励む大学の柔道部にお邪魔してお話を伺いました。

柔道を始めたきっかけは?

小学校3年生のときに、先輩のお母さんに誘われたのがきっかけで柔道を始めました。最初は気軽な気持ちで始めましたが、試合で一本勝ちをしたときの喜びがとても快感で。高校進学も柔道に専念できる金沢学院高校を選び、今までずっと柔道一筋でやってきています。練習は月曜日から土曜日まで。全国いろんな場所から柔道の強いメンバーが集まってきているので、とても刺激になります。

白川村から金沢に移住して感じたことはありますか?

金沢に来て、白川村の人たちは本当に優しいと思いました。家族ではなくても、誰にでも優しいんです。外に出て白川村の人たちの温かさに気がつきました。

高校進学と同時に、白川村を出て金沢に引っ越して来たときは初めての一人暮らしが寂しくて、ホームシックになりましたが、今はもうすっかり慣れて、金沢での生活も気に入っています。練習がほとんど毎日あるので、あまり白川村には帰ることができませんが、家族が金沢まで会いに来てくれます。

金沢の友達を連れて行きたい村内のスポットは?

世界遺産合掌造り集落が一望できる展望台に連れて行きたいです! 景色がとてもきれいなので。

今後の目標、将来の夢を教えてください。

柔道では毎年9月に開催されているインカレ(全国大会)で入賞することが一番大きな目標です。そのために、北信越大会を突破できるよう練習をがんばりたいです。

そして、将来の夢は警察官になることです。柔道で培ったことが少しでも活かせたらいいなと考えているからです。実は高校生の時にも警察官になるための試験を受けたのですが、その時は不合格だったので、大学卒業時にもう一度チャレンジしたいです。その先のことはまだわかりませんが、いつか白川村に帰れたらいいなという思いも少しあります。まずは大学の授業の単位を落とさないように学業にもしっかりと取り組みたいです!

取材のこぼれ話

練習中はたくましい姿を見せてくれた中森さんですが、練習後お話を伺っている際には、終始穏やかな表情でシャイな一面も。柔道の指導をする渡辺涼子監督は「小さい頃からしっかりと柔道を教わってきたんだろうなというのがよくわかります。おっとりとした性格なのであとは闘争心さえあればね。」と笑ってお話しくださいました。

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