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2024.03.24

【白川村求人図鑑】天然温泉 白川郷の湯


多くの観光客が利用する、白川郷バスターミナル近くにある「天然温泉 白川郷の湯」さん。

世界遺産の白川村荻町の合掌造り集落にある、唯一の温泉旅館です。

開業は20年ほど前。

現在副支配人を務める渡辺慎弥さんのおじいさまが、敷地内に井戸を掘った際に偶然温泉を掘り当て、温泉旅館を建てたことが始まりです。

「旅館の宿泊客だけでなく、集落を散策する観光客に、登山客や釣り人、地元の方など、日帰りで利用する方も多いですね」と渡辺さん。

また、合掌造り集落には民宿がいくつかありますが、その宿泊客が温泉だけ利用することも可能です。

天然ヒノキをふんだんに活用した自慢の温泉は、肌がすべすべになると評判。露天風呂からは白山連峰や眼下に流れる庄川を臨むことができ、白川村の四季を感じながら、ゆっくり心と身体をほぐすことができます。

和室と洋室の2パターンある客室は、シンプルで清潔感があり、くつろげる雰囲気。川側に面したお部屋からは庄川を一望できます。

お料理は、白川郷名物の石豆腐をはじめ、朴葉味噌や飛騨牛、鮎、とちの実など、地元食材をふんだんに使って提供。全国各地で腕を奮った経験を持つ料理長が手がけていて、見た目の華やかさと、丁寧につくりこまれた特別感が魅力です。

そんな白川郷の湯さんですが、2022年に火災に見舞われ、創業者であるおじいさまが亡くなるという大きな被害を受けました。リニューアルの真っ只中だった建物も、食事処・厨房・控室などを含む4分の1が全焼。村民やボランティアの手を借り、片付けを進めましたが、すぐには復旧のめどは立ちませんでした。

「再開を望む声もたくさんいただく中で、周りからの進めもあり、復活への第一歩になればとクラウドファンディングにチャレンジしました。メディアにも取り上げていただき、村の方や常連さんだけでなく、白川郷の湯を利用したことがない方や、まだ白川郷に来たことがないという方も支援していただけたのがとてもうれしかったです」。

火災により被害を受けたテラスもきれいに修復

クラウドファンディングで集まった資金も活用し、改修を進めること数ヶ月。2023年春、待望の営業再開へと漕ぎ着けました。現在は、先代の支配人であるおじいさまの意思を受け継ぎながら、日々、多くのお客様をもてなしています。

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そんな白川郷の湯では、現在いっしょに働いてくれる方を募集中。仕事内容としては、フロントでの受付や、料理の給仕、掃除などを行います。

「集落の入り口にあり、日帰り温泉もあるので、さまざまなお客様と接する機会があるのが特徴ですね。もちろん、海外からのお客様も多いので、外国語が得意な方は活かせる環境だと思います」。

正社員とパート・アルバイトのどちらも募集していますが、正社員は2交代制で、例えば給仕をメインで任される方は朝6時に出勤して、朝食の準備から始まり、宿泊客の案内、片付け、夕飯の段取りなどを行って、14時ごろまでの勤務となるそう。

「スタッフ全員で9人のアットホームな雰囲気です。フラットな関係性なので新しい人にも馴染みやすいと思います。経験や資格は特に必要ないので、やる気があればどんな方でも歓迎です!」と渡辺さん。

また、社員寮も利用することができるため、白川村への移住に興味がある方にもおすすめ。合掌造り集落の中という抜群の立地なので、休日や仕事の合間に散策も楽しめますね。

世界中からの観光客で賑わう白川村で、癒しのひと時を提供する「白川郷の湯」さん。合掌造り集落の玄関口で、宿泊客だけはもちろん、さまざまな方に接する機会がある仕事は、責任がありながらもやりがいを感じられそうです!

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現在、「天然温泉 白川郷の湯」では新たな仲間を募集中!興味のある方はぜひ応募してみてくださいね。

【仕事内容】受付、給仕、清掃

【雇用形態】正社員(3ヶ月の試用期間あり)、パート・アルバイト、正社員(6ヶ月ごとに雇用期間更新、正社員登用あり)、パート

【給与】正社員:月給185,000円〜/パート・アルバイト:時給1,000円〜

【勤務時間】シフト制(正社員は6:00〜21:00の内8時間)

【応募・問合わせ】興味のある方は下記までお問い合わせください。
有限会社 白川郷温泉開発
〒501-5627 白川村荻町337
TEL:05769-6-0026(担当:渡辺)

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天然温泉 白川郷の湯

住所/岐阜県大野郡白川村荻町337

TEL/05769-6-0026

WEB/http://www.shirakawagou-onsen.jp/index.html

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