春を迎えた白川村では、すっかり雪解けが進み、緑の草木が芽吹いています。
そんな4月中旬のある日、移住体験シェアハウス「やまごや以上ほしぞら未満」(通称「やまほし」)では、「雪囲い」を外す作業が行われました!
雪が少なかった今年の冬。村内のほとんどの家や店舗では、3月に雪囲いを外し終わっていましたが、ようやく「やまほし」でも、雪囲いを外すことができました。
参加したのは、やまほしの住民と管理を行っている一般社団法人ホワイエのメンバー。
屋根から落ちてきた雪や、積雪による雪の重みから窓を守ったり、家の中に雪が入り込まないようにするために、主に家屋の窓のある箇所を囲いで覆う「雪囲い」。そのやり方や材料は建物によりさまざまですが、やまほしでは立てかけた木の柱にトタン板を並べて固定し、雪を凌いでいました。
▷雪囲いの様子をまとめた記事はこちら
早速、冬の間お世話になった雪囲いを外す作業がスタート。
まずはトタン板を外すために、柱に固定していたネジをインパクトを使って緩めていきます。
実は、やまほしの住民は全員インパクト初心者!なかなか最初はコツがつかめず苦戦…。
全て緩め終わったら木の板とトタンを外していき、建物の脇へ。状態が良いものは保管しておいて来年も活用します。
そして、柱と垂直に設置していた木の板をくくりつけていたビニール紐を外せば…1ブロックの雪囲い外しが完了です!
この作業を、合計4箇所で行います。
役割分担を行ってテキパキと作業。インパクトの扱いにも、段々と慣れてきました!
そして、1時間ほどであっという間に作業は終了!
12月に雪囲いをしてから、実に4ヶ月ぶりにまっさらな状態の外観が姿を見せました。
ようやく本格的に春を迎える準備ができ、一安心。やまほしの周りには、つくしも顔を出していました。
今年はコロナウイルスの感染状況もずいぶん落ち着き、4年ぶりにさまざまなお祭りやイベントも開催できそうな白川村。
飛騨日日新聞でも、日々の暮らしの様子に加え、コロナ禍以前のかたちで行われる村ならではの取組みをどんどん発信していきますので、どうぞご期待くださいね!