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2022.12.19

白川村暮らし体験住宅「だいだいどころ」で草餅づくりを体験!


白川村南部の御母衣にある白川村暮らし体験住宅「だいだいどころ」。白川村への移住を検討している人が利用できる一棟貸しの滞在施設です。

※だいだいどころの利用については2023年3月31日までとなっています。2023年4月1日以降の利用については、白川村のWEBサイトで順次情報を更新されます。

今回は、だいだいどころに約1ヶ月間滞在していた浅野かつ代さんが「村の方ともっと交流したい」という想いから企画した、草餅づくりのイベントに参加させていただきました!

イベント当日、午前11時にだいだいどころに到着すると、既に餅つき機の中には大きなまん丸のお餅が!浅野さんが早朝から準備してくれていました。

「餅つき機にお湯とお米を入れて、30〜40分蒸して、10分くらいつくとこんな感じになるよ」と浅野さん。

お餅を準備する様子

お皿には、このまま食べても、おいしそうなあんこがこんもり。こちらは前日から仕込まれていたそうです。

お餅とあんこの準備が整ったら、さっそく草餅づくりを開始!この日は1日3回の草餅づくりのイベントが行われ、この回には4人が参加しました。

ちなみに浅野さんは岐阜県安八郡輪之内町出身で、よもぎは地元近くの揖斐郡で収穫されたものを持ってきていただきました。よもぎのおかげで、お餅がきれいなグリーンに色づいています。

まずはスプーンで、あんこを一口サイズに分けていきます。

そして、手のひらに収まるくらいの大きさのお餅を取り分け、平たく伸ばしてあんこをお餅の中央へ。

お餅を伸ばしながら、あんこを包んでいきます。

浅野さんが手際良くあんこをお餅を包んでいくのを見て学んだら、参加者の皆さんも草餅をどんどん作っていきます。

「できたてが美味しいから、食べてみてね」と浅野さん。一旦、作業の手を休めて、作りたての草餅に手を伸ばします。まずは一口頬張ると…。

参加者の皆さんからこぼれる「おいしい〜」の声!

爽やかなよもぎの風味が広がるやわらかいお餅、そこに程よい甘さのあんこがあわさって、思わず笑顔になってしまいます。

味見をしたら、草餅作りを再開。だんだんと参加者の皆さんも慣れてきて、あっという間に70個以上の草餅ができあがりました!

***

この1ヶ月間、さまざまな人との交流を通じて、白川村の暮らしを満喫した浅野さん。

「滞在中は村内の飲食店をできる限り回ったり、地域の方とお話ししたりしましたけれど、本当に皆さん温かくて、とても有意義な時間でした。だいだいどころは広さもちょうど良くて、水回りも綺麗で過ごしやすかったです。こうしてイベントができる広いキッチンも良かったですね」

最後に、お土産の草餅を容器に詰めて草餅作りのイベントは終了。浅野さんはもちろん、普段はなかなか話す機会のない村民同士も交流できる機会となりました。

白川村では、料理やものづくりなど、村民が自分の得意なことを生かして企画するイベントがしばしば開催されます。今後も飛騨日日新聞では、そんなイベントを取材していきますので、どうぞお楽しみに!

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