結旨豚 – 飛騨日日新聞 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi 飛騨日日新聞は白川村での暮らしや文化、 そこに生きる村民のストーリーを届けるメディアです。 Wed, 11 Jan 2023 08:54:52 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.4 【白川村ランチ】名代とんかつ 富美や https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/tomiya/ Wed, 11 Jan 2023 21:00:00 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=2478 白川郷ICを降りてすぐの156号線沿いにある「名代(なだい)とんかつ 富美(とみ)や」さん。白川村では珍しい、とんかつや洋食がいただけるお店です。

創業は1961年。現在お店を営む澤みほ子さんのお父様が、白川村役場近くに食堂「富美や」として、店を構えたのが始まりです。当時からとんかつが美味しいと評判だったそう。

「当時は、地元や飛騨で働く人が、家庭料理とは少し違う料理を求めて通う方が多かったですね」とみほ子さん。

今の場所へと移転したのは2004年のこと。創業者であるお父様や、長年店を支えてきたお母様から引き継ぎ、現在はみほ子さんがスタッフとと共に切り盛りしています。

店内は、広々とした清潔感あるモダンな和風の雰囲気。元々は畳の座敷に座るスタイルでしたが、コロナ禍を機にテーブルや椅子、衝立を導入し、これがかえって、一人でもゆっくりと食事ができる空間を生み出しています。

メニューには、名物のとんかつを始め、ビーフステーキ(要予約3日前)やオムライスといった洋食、それに観光客向けの飛騨牛や朴葉味噌の定食も並びます。

幅広いラインナップにどれをいただこうか迷ってしまいますが、ここはやはり名物というとんかつをいただくことに。今回は、せっかくなので白川村のブランド豚「結旨豚(ゆいうまぶた)」のとんかつにしました!

結旨豚かつセット 1,650円

「結旨豚かつセット」は、淡い色味と優しい甘さが特徴の特製ドミグラスソースをはじめ、赤みそたれ、大根おろしの3種のタレでいただくことができます。

揚げたてサクサクで脂身がおいしい結旨豚のとんかつを、味変しながら楽しめるのがうれしい!

ちなみに、特製ドミグラスソースをたっぷりかけた「ドミドバ」の注文も可能。昔からの常連さんには、この「ドミドバ」を好む方も多いそう。

「とんかつ自体はもともとメニューにありましたが、結旨豚のとんかつは、郷フェスで結旨豚を使ったことをきっかけに、お店のメニューに取り入れるようになったんですよ」とみほ子さん。

結旨豚以外にもお米は白川村産、自家製ヨーグルトは飛騨牛乳とできるだけ地元のものを使っています。

「地元の方や、高山の方が長年通ってくれる人がいるのが嬉しいですね。お店は2人のスタッフさんが手伝ってくれていますが、本当に皆さんのおかげでやってこれています」。

みほ子さんがやわらかな笑顔で迎えてくれる「名代とんかつ 富美や」さん。おいしいとんかつや洋食をいただきに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

名代とんかつ 富美や

住所/ 岐阜県大野郡白川村鳩谷388−1

営業時間/11:00~13:55(L.O)

定休日/金曜日

TEL /05769-6-1105

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【レポート】郷フェスが開催されました! https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/satofes2022_report/ Fri, 11 Nov 2022 05:05:06 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=2481 2022年11月5日(土)に「郷フェス」が開催されました!

「郷フェス」は「結旨豚」をはじめ、白川村に認定された白川郷産品を楽しめるイベントです。2020年は結旨豚をフィーチャーした「豚フェス」、2021年はよりさまざまな白川郷産品を対象とした「郷フェス」を開催し、今回で3回目の開催となります。

今回は会場は、荻町公民館。普段から多くの観光客が訪れる荻町の世界遺産集落内にあり、村外からのお客さんも足を運びやすい場所での開催となりました。

当日はお天気にも恵まれて秋の穏やかな陽光の中、午前10時にイベントがスタート!荻町公民館にお客さんが次々と集まってきました。紅葉もちょうど見頃です。

当日は8つの出店者が並び、個性あふれる自慢の白川郷グルメを提供。開始早々列ができている店舗もみられました。

前々からメニューをチェックしてこの日を楽しみにしていた村民は、さまざまな店舗の料理を家族や友人と分け合って食べ比べ。中には夕食用にとたくさん買い込んでいる方の姿も!

会場の賑やかな様子にひかれ、合掌造り集落を歩く観光客の方もたくさん立ち寄っていただきました。

どこから訪れているのかを数人に伺っただけでも、愛知県や神奈川県、そして宮崎県から車で来た方もいらっしゃいました。さらには、海外からのお客さんの姿もありました。

出店メニューを少しだけご紹介。こちらはけやきさんの「炙りチャーシュー丼(小)」 。その場で炙られたチャーシューが香ばしく、甘辛いタレとの組み合わせが絶妙でした。

トヨタ白川郷自然學校さんの「トヨタ白川郷自然學校特製秘密のトマトカレー〜結旨豚の生姜焼きのせ〜」もいただきました。トマトの酸味が爽やかなカレーに、ボリュームのある生姜焼きがうれしいですね。

その他にも、各店舗が工夫をこらしたオリジナルメニューがそろい、

「結旨豚は初めて知ったけれど、脂身がさっぱりしていておいしいね」

「すったて鍋はシチューみたいな濃厚さがあって、食べ応えがあるね!」

といった声が聞こえてきました。

観光客の方はもちろん、村民であってもこれだけ一度に白川郷グルメを味わえる機会はなかなかないということで、さまざまなメニューを堪能していました。

*詳しい出店のメニューはこちら

出店者さんはこの日のために前日や当日の早朝に準備し、夜中の2時や3時から仕込みをしたという方も。イベント中もお客さんとコニュニケーションを取りながら、おいしそうに食事をされる方々の姿を眺め、「来年はもっとこうしていきたい!」という話もはずみます。

会場でアンケートに回答いただいた方には、こちらのオリジナルステッカーのプレゼントも!

さらにアンケートに答えると白川村産の日本酒やスイーツなどが当たる大抽選会の福引券とも交換できるということで、お腹を満たした方々はガラガラと抽選器を回して、福引を楽しんでいました。

そして午後3時にイベントが終了。完売となる店舗もいくつかあり、盛況のうちに今年の郷フェスは幕を閉じました。

春から郷フェス実行委員会のメンバーや出店者で会議を重ねて実現したこのイベント。少しずつ観光客の足が戻りつつある中で、改めて白川郷産品を村内外の方に知ってもらう機会となりました。

来年はどういった形で開催するのかをまた話し合いを進めていく予定ですので、どうぞご期待くださいね。

郷フェス

開催日:2022年11月5日(土)10:00〜15:00

会場:荻町公民館(岐阜県大野郡白川村荻町796-1)

入場料:無料

主催:郷フェス実行委員会

お問合せ:郷フェス実行委員会事務局(TEL 05769-6-1311)

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11月5日(土)「郷(さと)フェス」開催します! https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/2022sarofes_pr/ Sun, 16 Oct 2022 21:00:00 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=2411 白川村では、2022年11月5日(土)に「郷フェス」を開催します!

「郷フェス」とは、白川村のブランド豚「結旨豚」をはじめ、村に認定された白川郷産品を楽しむイベントです。

今年の春から「郷フェス実行委員会」が中心となって準備を進め、飛騨日編集部も商品写真の撮影や、ポスターやフライヤーの作成をお手伝いしてきました。

出店者

イベント当日は、村内の飲食店や料理自慢な村民が腕を振るった特別メニューを味わったり、手作りの雑貨を購入することができます。

▶︎アオイロカフェ

【メニュー】
・クミン香るポークタコス 800円
・クミン香るポークタコス(ハーフ) 500円
・こだわりカツバーガー 700円
・こだわりカツバーガー(ハーフ) 400円
※コーヒーセット有り

▶︎お食事処いろり

【メニュー】
・結旨豚びびん豚” 500円

▶︎けやき

【メニュー】
・炙りチャーシュー丼(大) 600円
・炙りチャーシュー丼(小) 500円
・みそチャーシュー丼 600円

▶︎城山天守閣

【メニュー】
・結旨豚の肉巻きだんご/ 350円

▶︎トヨタ白川郷自然學校

【メニュー】
・トヨタ白川郷自然學校特製秘密のトマトカレー〜結旨豚の生姜焼きのせ〜 500円

▶︎深山豆富店

【メニュー】
・結旨豚すったて鍋 500円
・石豆富 400円
・すったて 300円
・まめなクッキー (箱入り)350円、(袋入り)650円
・こも豆富 300円

▶︎喫茶 佐藤

【メニュー】
・赤米おにぎり 200円
・黒米おにぎり 200円
・結むすびいなり 300円
・赤米 500円
・黒米 500円
・弘法茶 600円
・麻布ポシェット大 4,500円
・麻布ポシェット小 3,800円

イベント会場

今年のイベント会場は、荻町公民館。観光客で賑わう荻町の世界遺産集落内にあります。車両侵入制限区域になるので、車でお越しの方は「村営せせらぎ公園駐車場」 「みだしま公園(臨時駐車場)」をご利用ください。

※ご飲食は荻町公民館の敷地内でお願いいたします。





来場者アンケートにお答えいただいた方には、先着でノベルティグッズのプレゼントもありますよ!

郷フェスが開催される11月上旬の白川村は少し肌寒いですが、散策やまち歩きにはぴったりな季節。例年紅葉も見頃の時期なので、ぜひ合掌造りの景色とともに、おいしい白川村グルメを堪能してくださいね!

郷フェス

開催日:2022年11月5日(土)10:00〜15:00

会場:荻町公民館(岐阜県大野郡白川村荻町796-1)

入場料:無料

主催:郷フェス実行委員会

お問合せ:郷フェス実行委員会事務局(TEL 05769-6-1311)

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「郷(さと)フェス」参加事業者向けの説明会が開催されました! https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/satofes2022-01/ Tue, 09 Aug 2022 00:12:55 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=1978 2022年7月12日に「令和4年度 郷フェス事業者説明会」が行われました。

「郷フェス」とは、白川村自慢のグルメをはじめ白川郷産品を楽しむイベント。昨年は夏に開催されましたが、今年は11月5日(土)にイベントの開催が決定しています!

この日は、そんな郷フェスに参加する事業者向けの説明会が行われ、白川村役場よりイベントの概要や当日提供するグルメ、物品の貸し出しなどについて話がされました。

昨年は結旨豚を使った各店舗のオリジナルメニューなどが好評で、あっという間に完売してしまうお店もあったほど!今年はどんな白川村グルメが登場するのか、楽しみです!

<昨年の郷フェスの様子>

今後も飛騨日日新聞では郷フェス開催までの様子をレポートしていきますので、どうぞご期待くださいね!

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村内外へすこしずつ浸透してく結旨豚 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/yuiumabuta-tonkatsu/ Sun, 14 Feb 2021 02:30:00 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=912 生産者から飲食店へ。広がる白川村の新しい特産。

おいしさのその背景も味わって。

揚げたてのとんかつをいざ実食!

白川村の米と美しい水で育った新しい特産品「結旨豚(ゆいうまぶた)」。結旨豚は2020年11月に初出荷を迎え、12月には村内でのお披露目イベントである「ぶたフェス」は大盛況のうちに幕を閉じ、これからより多くの人に味わってもらうために村内外の飲食店で提供されていく予定です。この日は岐阜県本巣群北方町にある「とんかつや」さんで試食会が行われました。

▶︎結旨豚についての詳細はこちら 徹底した安心・安全、白川村の新しい特産「結旨豚」

生産者から飲食店へ。広がる白川村の新しい特産。

昨年12月のぶたフェスを皮切りに、村内での認知は徐々に浸透してきている結旨豚。現在、結旨豚を育てる吉野ジーピーファームさんは、白川村の新しい特産として、丹精込めて育てた結旨豚を村外にも広めていこうと奮闘されています。

この日は岐阜県本巣郡北方町にある「とんかつや」さんで結旨豚の試食会が行われました。

吉野ジーピーファーム代表の吉野さんも遥々白川村から足を運び、生産者と料理人が直接繋がって、結旨豚をおいしくお客さんに届けるために率直な意見が交わされました。

▶︎とんかつやさんについてはこちらから

試食会に登場したのは、ロースとリブロース。綺麗なうすピンクにしっかりと脂が入っていて見るからに食べ応えがありそうです。

おいしさのその背景も味わって。

手際良くとんかつを揚げるのは店長の長尾さん。

「ブランド豚は濃い味が多いですが、結旨豚はあっさりしていますね。脂身は少し透き通っていて重たくなく、赤身はしっかりした味の印象を持ちました。身が引き締まっていて、生肉をかたまりで持った時に芯がしっかりとしています。」

長尾さんは、結旨豚は胃にもたれないので女性にもおすすめしたいと言います。

「僕は食に携わる人間として現代の食のあり方に疑問があるんです。スーパーで旬を関係なく安定的になんでも買えるし、チェーンの飲食店もそれなりに美味しい。でもそれは本当の豊かさなのかなって。白川村は“結”に代表されるかつての日本のような人と人とのコミュニケーションがあるそうで、食の世界でもそういう関係性が豊かだと思うんですよね。」とオーナーの服部さん。

小さなコミュニティが息づいている白川村だからこそ、結旨豚をたくさんの人に届けることが、村の一次産業を応援することに直接繋がります。

味や品質だけでなく、豚が育った白川村のストーリーこそが服部さんが結旨豚に惹かれた大きな理由なのです。

揚げたてのとんかつをいざ実食!

いよいよ結旨豚の実食の時間です。

とんかつやさんでは、お客さんに肉そのものの味を楽しんでもらうために小麦はできるだけうすくまぶし、パン粉も被せる程度で、押し潰さずにふんわりとするように意識しているそう。そうすることで衣が余計な油を含まずに仕上がりが美しくなります。

その調理風景は、まさにオーナーの服部さんが大切にしている「シンプル イズ ザ ベスト」を体現したかのようでした。

太白胡麻油とラードを混ぜた油を使い、低温でじっくり揚げます。温度はできるだけ一定に保つため、その日の湿度や温度によって配合のバランスや油の温度を微調整しています。

太白胡麻油とはごまを煎らずに生のまま搾った油で、ごま特有の色と香りがありませんが、油本来のうまみで素材の味が引き立つのが特徴です。

油は毎日、変えていきます。一度に全部を変えるわけではなく、肉の旨みをたっぷり含んだ馴染んだ油を3分の1程度残して新品の油を継ぎ足すのがこだわりです。

肉厚のリブロース

揚げたてのとんかつは箸で持ち上げるとじゅわっと肉汁が滲み、これだけ肉厚なのにも関わらず、驚くほどに柔かい食感。

“とんかつ”というシンプルな料理が結旨豚本来の味わいを引き出します。最大の特徴だという脂身は想像以上にさっぱりとしていて、箸が止まりません。

村内の飲食店でも結旨豚を使ったメニューが提供され始めています。飛騨日日新聞では今後も結旨豚の広がりに注目していきますのでお楽しみに!

とんかつや

住所:岐阜県本巣郡北方町高屋白木1-51

営業時間:11:30〜14:00/17:00〜20:30

(新型コロナウイルスの影響で営業時間を変更していることがあります。来店の際は店舗にご確認ください。)

定休日:月曜

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【レポート】第1回ぶたフェスが開催されました! https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/report-butafes/ Mon, 28 Dec 2020 00:30:43 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=769 白川村の新しい特産「結旨豚」を味わうイベント「ぶたフェス」が2020年12月19日(土)に初開催されました!

結旨豚は白川村の米と美しい水で育ったブランド豚。

今年11月に初出荷を迎えたばかりで、今回のぶたフェスは村民に向けた結旨豚のお披露目会でもあります。

(結旨豚についての詳細はこちら 徹底した安心・安全、白川村の新しい特産「結旨豚」

雪がしんしんと降り続くなか、イベントが始まると同時に子どもからご年配の方まで、おいしい豚料理を求めて会場の合掌造り民家園民家園には続々とお客さんが集まってきました。

例年、白川村の冬は豪雪でイベントや行事が少ないうえに、今年は新型コロナウイルスの影響があったため、村ではこのような楽しみはとても久しぶり。受付に並ぶお客さんは心なしかうきうきした表情を浮かべていました。

受付でチケット(1枚100円・10枚つづり)を購入することで、7店舗の村内の飲食店が腕をふるった豚料理をチケット制で楽しむことができます!

豚フェス出店店舗(7店舗)

結の郷 結旨豚串焼き

御母衣 煮豚

いろり 結旨豚みそ焼らいす

柊 旨豚丼

道の駅白川郷 チャーシュー炊き込みご飯

ずんどう チャーシュー麺

天守閣 結旨豚餃子

どの店舗も村内でお馴染みの店ですが、メニューは今回の豚フェスのために各店舗50食限定で特別に準備したものです。

「結旨豚を使う」という同じ条件でも、それぞれのお店の特徴を活かしたバラエティ豊かなメニューが出揃いました!

会場には食欲そそる香りと湯気が漂い、どの店舗にも長い列ができていました!

訪れたお客さんのほとんどは村民で会場は和やかな空気。世間話をしながら順番を待ちます。

結旨豚の特徴は食べ応えがありながらも、さっぱりとした脂身でたくさん食べても胃にもたれないこと。

訪れた人はチケットを握りしめてたくさんの店舗を回って食べ比べを楽しんでいました。

この日の白川村の最高気温は0度。寒いからこそ、温かい料理が身体に沁みます。

そして開始から1時間余り、早くもほとんどの店舗が完売に!

想像以上の反響に、主催の村観光振興課、結旨豚を生産する吉野ジーピーファームさんも驚きを隠せませんでした。

「色んな料理が楽しめて楽しかった。」「次はもっとたくさん仕込んで欲しい!」とお客さんからは大好評。

こうして、村内での結旨豚のデビューは大成功に終わりました。

次回の開催時期はアンケート結果などを踏まえて主催の村観光振興課が検討中です。

これからの結旨豚のさらなる飛躍にもご期待ください!

ぶたフェス

開催日:2020年12月19日(土)11:00〜14:30

会場:野外博物館 合掌造り民家園 広場(白川村荻町2499)

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徹底した安心・安全、白川村の新しい特産「結旨豚」 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/yuiumabuta/ Fri, 18 Dec 2020 02:18:52 +0000 https://www.vill.shirakawa.lg.jp/hidanichi/?p=635 はじめまして「結旨豚」です!

徹底した安心・安全の集大成

地域に根ざした新しい特産に

白川村に今年新しく誕生した養豚場「吉野ジーピーファーム 白川農場」。最新の設備を取り入れ、安心安全にこだわり抜いて育てられる「結旨豚(ゆいうまぶた)」は、さらりとした脂身が特徴のブランド豚です。11月半ばには初出荷を迎え、村の新しい特産品として期待を集めています。

はじめまして「結旨豚」です!

吉野ジーピーファームの白川農場長を務める吉野隆さん。白川農場オープンに伴って白川村に移住し、おいしい結旨豚を育てるために日々奮闘中。

今年、白川村に新しい特産品が誕生しました!

白川郷の清らかな水と米で育ったブランド豚「結旨豚」です。

岐阜県高山市と中津川市で養豚場を経営する「吉野ジーピーファーム」が村に誘致され、飯島地区にオープンした養豚場「白川農場」。

2.3ヘクタールという広大な敷地に建てられた7棟の豚舎で、徹底した衛生管理のもとに育てられる結旨豚に大きな期待がかけられています。

吉野ジーピーファーム代表取締役吉野毅さん(右)と三男で白川農場長の隆さん(中央)、妻の聡子さん(左)。

高山市に本社がある吉野ジーピーファームはこれまで、高山市で「飛騨旨豚」、中津川市で栗を食べさせて育てる「栗旨豚」の飼育を手がけてきました。

今年6月にオープンした白川農場では、村の清らかな水と米を与えて、徹底した衛生管理のもとに育てるあっさりとした脂身が特徴の「結旨豚」を飼育し、村の新たな特産品としてブランド化することを目指しています。

現在は4千頭の結旨豚を飼育しており、将来的には7千頭まで飼育することが可能です。

徹底した安心・安全の集大成

この白川農場の一番のこだわりはなんと言っても徹底した衛生管理。

豚は非常に病気にかかりやすい生き物で、牛や鶏の何倍も神経質な衛生管理が必要です。

吉野ジーピーファームでは、平成元年の創業以来、独自のハード整備を取り入れ、安心安全にこだわり抜いてきました。

中でも新しくオープンした白川農場は、吉野ジーピーファームの安心・安全への取り組みの集大成と言えるほど、ハード整備に力を入れています。

実際に白川農場では、どのように結旨豚が育てられているのか、見学に訪れました!

入退場の際には、車ごとシャワーで洗うだけでなく、持ち込む物品や豚の飼料も全て消毒し、見学者はシャワーを浴びて指定のつなぎに着替え、場内を移動する際も手指はもちろん、長靴の消毒や履き替えも徹底しています。

農場では人工授精から出荷まで一貫して豚の飼育が行われていました。

人工授精室は場内で最もクリーンに保たれている場所。タネ豚から精子を採取し、人工授精させます。

生後2〜3日の子豚が飼育されている分娩室では、寒さに弱い子豚のために床暖房が設置されています。

また、離乳室には、常に村内にある下田トンネルから引いた新鮮な水を飲むことができる設備も。

場内の設備はすべて、出荷される生後150日までの間、結旨豚がすくすくと元気に育つことを第一に考えられた設計になっているのです。

分娩室では子豚がごくごく母乳を飲んでいます。

飼育されている豚たちは見るからにとても元気そうで、豚舎に人間が立ち入ると興味津津で近寄ってくるほどでした。

そして、安心・安全のためのもう一つのこだわりは、生まれてから出荷するまで抗生物質・合成抗菌剤を一切使用しないで飼育すること。

安心・安全というだけでなく、飼育環境も徹底してこだわり抜くことで、さっぱりとした旨味の、おいしい豚が育つのです。

さらに、白川農場ではおいしい豚を育てるためだけでなく、豚の糞尿の処理においても最新のシステムを取り入れることで、匂いを抑え、堆肥にして農地に還元するなど、地域の環境問題にも最大限に配慮しています。

地域に根ざした新しい特産に

「養豚場のオープンにあたって、白川村の方々にはとてもお世話になりました。ぜひとも、『結旨豚』を白川村の新しい名物として定着させ、地域貢献ができれば嬉しいです。まずは、地域の方に結旨豚を食べていただきたいですね」と吉野ジーピーファーム代表取締役の吉野毅さんは話します。

そこで、まずは村民のみなさんに結旨豚のおいしさを知っていただく機会として、12月19日に村内の飲食店や旅館が結旨豚を調理したさまざまな料理が味わえるイベント「ぶたフェス」が民家園にて開催されます!

ぜひ、様々なおいしい料理を実際に味わって、結旨豚の魅力を感じてください。

ぶたフェス

開催日:2020年12月19日(土)11:00〜14:30

会場:野外博物館 合掌造り民家園 広場(白川村荻町2499)

吉野ジーピーファームでは、結旨豚をそのまま出荷するだけでなく、今後はフランクフルトやレトルトカレーといった加工品も展開し、テイクアウトやお土産としても、多くの人に結旨豚を気軽に楽しんでもらうことを目指していくそうです。

白川村の新たな特産品として注目を集める「結旨豚」のこれからの展開にも目が離せません!

吉野ジーピーファーム 白川農場

住所:岐阜県大野郡白川村大字飯島字下田1129

電話:05769-6-3311

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