白川村消防団の現状
白川村消防団は条例定数140名に対し実員119名(機能別団員含む)
団員の最少年齢は25歳、平均年齢は41歳となっています。(令和8年4月1日現在)
本部並びに3分団(南部・中部・大郷)により組織されており、消防ポンプ自動車3台、積載車4台、軽
積載車9台、小型動力ポンプ14台を配備しています。
(単位:人、円)
| 階級 |
団長 |
副団長 |
分団長 |
副分団長 |
部長 |
班長 |
団員 |
機能別 |
合計 |
| 人数 |
1 |
2 |
4 |
5 |
21 |
15 |
58 |
13 |
119 |
| 報酬 |
82,500 |
69,000 |
50,500 |
45,500 |
37,000 |
37,000 |
36,500 |
5,000 |
|
主な行事
消防団の主な年間行事として、春と秋の「火災予防運動」のほか、各世帯を巡視する「火の元検査」を
年2回実施しています。
教育・訓練面では、新団員教育訓練を春・夏・秋の年3回、幹部教育訓練を3月に実施しています。ま
た、春先には、火災演習を行い、6月の白川村消防操法大会に向けては約21日間にわたる操法訓練に取
り組んでいます。
節目の行事としては、毎年1月6日に「出初式」、4月に「辞令交付式」を行っています。地域に密着し
た警戒活動も盛んで、夏には合掌集落を抱える中部分団が約2週間の「花火夜警」を行うほか、荻町・
鳩谷・飯島の3地区で催される「どぶろく祭り」の期間中(各地区2日間・計6日間)は特別警戒を実施
しています。
その他、9月から11月にかけて各地域で「消火栓取扱指導」を実施し、12月には1年を締めくくる「年
末夜警」行っています。
花火警戒
以前、打ち上げ花火が合掌造りの屋根に飛び込んで火災が発生したことがありました。世界遺産のある
荻町地区は、花火の使用について、線香花火も含めて遠慮していただいています。7月の海の日や夏休
み中の金曜と土曜の夜など、観光客が訪れる日に、中部分団内で協議して分担を決めて巡回し、ご理解
いただけるよう呼び掛けています。なお、花火だけではなく、たき火も禁止です。
新団員の入団状況
白川村には、住民同士が助け合う「結(ゆい)」の精神が今も息づいています。
かつては、「若者なら一度は消防団へ」という意識が自然と根付いていましたが、時代の変化とともに
全国的な課題でもある消防団員の減少に直面しており、当村においても人手不足が切実な課題となって
います。
現在は、若い世代への声掛けや積極的な勧誘活動に力を入れています。
消防団活動は、地域を守るだけでなく、世代を超えた仲間づくりや地域との結びつきを深める貴重な機
会です。日頃の活動を通じて繋がった強いチームワークは、万が一の災害時にも大きな力となります。
地域の安心・安全と「結」伝統を未来へ繋ぐため、新しい力を心よりお待ちしています。
今後の課題
人口1,500人弱の村ですが、1日に1万人以上の観光客が訪れることもあります。富山空港や小松空港が
近く、高速道路の開通で天候に左右されずにアクセス可能になり、ツワー客が増えています。特に、外
国人観光客が増えていることから、災害発生時に外国人観光客の避難誘導をどのように行うのか、準備
しておく必要があると思っています。