最終更新日:2016年02月12日
日本列島のほぼ中央に位置する岐阜県白川村。ほとんどが山に囲まれた小さな村が1995年、ユネスコの世界遺産に登録されたことで世界中に知られることになりました。対象になったのは合掌造りの家々と、そこに息づく生活。厳しい自然に逆らうことなく共に暮らす文化の知恵が見直されたのです。
神仏を拝むとき両手を合わせるその形と似ている事なら名づけられた合掌造り。ここには釘が一本も使われていません。木と木を結びあわせ、縄とネソで結ぶだけでこの家は何百年も風雪から耐え続けています。この村にはまさに合掌造りのように手と手を携え、結ばれることで築き上げてきたすばらしい文化と暮らしがあります。
ここには日本人が大切に守ってきた様々なものとの結びつき、そしてかげないのない風景が残っています。
白川郷に会いに来てください。