白川郷のむかし話

更新日:2013年07月10日
大白川のちな橋
そのむかし、白川郷では、長雨や日照りがつづいては、くる年もくる年も不作(ふさく)の苦しみにあえいでおりました。農民たちは・・・の続きを読む
更新日:2013年06月10日
白い藤の花の下に眠る埋蔵金
今、仙蔵(せんぞう)は、盃(さかずき)にうつった自分の顔を、静かにじっとながめています。自分の顔のどこがおもしろいのか、・・・の続きを読む
更新日:2013年05月10日
三方岩の宝物
今から四百数十年も前のことです。白川郷帰雲城(かえりくもじょう)の殿様は、領内(りょうない)の金山からとれたたくさんの黄・・・の続きを読む
更新日:2013年04月10日
吉三さんの呼び声
荻町村(おぎまちむら)に吉三という男が住んでいた。夏場は百姓で、冬場になると猟師として、山野を駆(か)けめぐる、とても元・・・の続きを読む
更新日:2013年03月10日
馬狩の怪力与左衛門
むかし、むかし、白川郷の馬狩(まがり)村に、ひとりの若い旅人がやってきました。この若者はたいそう馬狩の村が気に入りました・・・の続きを読む
更新日:2013年02月13日
熊とり銀四郎
昔、馬狩(まがり)に、銀四郎という熊とりの名人がおった。四角い赤ら顔をした、六尺*1あまりの大男で、大変な力持ちであった・・・の続きを読む
更新日:2013年01月10日
牛池
今は大牧ダムができ、水没してなくなってしまったが、昔は堰堤(えんてい)から上流五百メートルくらいのところに、牛池という底・・・の続きを読む
更新日:2012年12月10日
帰雲城の名医
今から四百年あまりも昔のことです。戦国時代も終わりに近い天正年間、白川郷保木脇(ほきわき)は、帰雲城(かえりくもじょう)・・・の続きを読む
更新日:2012年11月12日
かっぱのつぐない
そのむかし、小白川のある家で、かわいい赤んぼうが、ちょっとのすきにかっぱにさらわれました。かっぱは、その赤んぼうを、川向・・・の続きを読む
更新日:2012年10月10日
大棚の大山猫
「今日は、ひとりでどこへいきゃるよ」 野良仕事に向う又佐(またさ)が、権次(ごんじ)に声をかけた。 権次は、兄の五衛(ご・・・の続きを読む
更新日:2012年09月10日
黄金の白山様
金森(かなもり)の殿様が飛騨を平定しなさったころの話やというから、今から四百年ほども昔のことじゃ。白川郷の保木脇(ほきわ・・・の続きを読む
更新日:2012年08月10日
加須良の石神様
加須良(かずら)川の上流へと、目もくらむような深い谷にへばりついた道をずっと登っていったところに、加須良の里の跡がある。・・・の続きを読む
更新日:2012年08月10日
ゴンとダンの話
むかしは、野谷(のだに)村から椿原(つばきはら)村へ通じる道が、白川本街道でした。その道路沿いに馬狩(まがり)村がありま・・・の続きを読む
*本サイトに掲載されている「白川郷のむかし話」は、1987(昭和62)年に書籍として白川村教育委員会より発行された『白川郷のむかし話』第一集を、ウェブサイト用につくりかえたものです。
*書籍『白川郷のむかし話』は、「郷土の伝統文化の保護伝承する運動」の一環として、また、郷土を理解し、郷土を愛する心を高める、子ども向けの読み物をつくるという趣旨のもと、「白川郷むかし話編集委員会」が各家庭へ聞き取りを行い、集めた話を現代の子どもたちにも分かりやすく編集した作品です。また、挿絵の多くは当時の子どもたちの手によるもので、むかし話の1シーン1シーンが生き生きと描かれています。