最終更新日:2018年10月05日

解説
天正年間帰雲城崩壊のため難をのがれた典医の下方医者が御礼のため八幡神社の境内に数本の杉を植樹したものと伝えられている。以来白川村の北側(山家地方と称えている)産土神として崇敬されて現在に及んでいるものである。
下方医者の植樹した杉は良く寒冷地に耐え、積雪の多い当地でも良く成長し繁茂するのでこの杉の実を採り播種し杉苗を育て植林するようになり、今なお芦倉杉として県内は勿論県外からも注文を受けて生産地として名を挙げる源となった大切な杉だと地方の人々に伝えられている。
※現地に設置している説明案内版は令和3年度岐阜県清流の国ぎふ推進補助金を受けて整備したものです。
概要
種別 |
天然記念物[県指定] |
所在地 |
白川村芦倉137番地 |
員数 |
1本 |
指定年月日 |
昭和49年11月13日 |
説明 |
目通り9m |