最終更新日:2020年12月07日
解説
文明7年(1475)蓮如上人がこの地を訪れた際、このトチの木の根元に腰を下ろして休息したと言い伝えられています。
浄楽寺は、飛州志によると照蓮寺末寺として明応8年(1499年)開基となっていますが、もともとはこのトチの木の横に前身の道場を創建したのがはじまりとされています。現在の浄楽寺は昭和34年の村道新設にともなって現在の場所に移寺されました。古くから老木に付ける栃の実は、貴重な食料でした。長い歴史を経ながら、寺院とともに大切に育まれた巨木です。
概要
種別 |
天然記念物[県指定] |
所在地 |
白川村長瀬稗田 |
員数 |
1本 |
指定年月日 |
昭和49年11月13日 |
説明 |
根元の幹周囲11.9m、目通り7.1m、樹高22m、枝張り東14.0m、西10.2m、南7.5m、北12.0m |