最終更新日:2019年11月15日

解説
秋の収穫が終わり、家の周囲の雪囲いで厳しい冬に備える頃から、各家で手次の住職を招いてホンコサマ(報恩講)が行われる。これは宗祖親鸞聖人と先祖に対する報恩感謝の仏事で、精進料理の他にチャノコ(茶菓子)がだされる。
チャノコはクリ・クルミ・カキ・ナシなどで、飢饉に備えても貴重な食糧でもあった。従って、家の周りに競ってカキ・ナシ・モモなどを植樹しており、このナシもその歴史の中で育まれた1本である。
※現地に設置している説明案内版は令和3年度岐阜県清流の国ぎふ推進補助金を受けて整備したものです。
概要
種別 |
天然記念物[村指定] |
所在地 |
白川村木谷528番地 |
員数 |
1本 |
指定年月日 |
平成7年1月19日 |
説明 |
目通り6.08m |